検索
トップページ
担当別50音一覧
脳科学基礎
科目
脳科学基礎
区分
電子情報工学専攻
授業コード
42305
開講期
春
曜日・時限
春 月/910
単位数
2
単位
担当者名
坂上 雅道
授業の概要
脳科学研究で使われる主要な方法と、それらの方法を使用した重要な研究について紹介・解説する。電気生理学・解剖学・神経心理学・実験心理学などが対象領域となる。履修者は、学部での講義「脳の科学」程度の知識があることを前提とし、授業では個々の研究論文の紹介が中心となる。
到達目標
我々の心と行動は、すべて脳によってコントロールされている。その仕組みを、その方法論とともに神経科学の最新のデータから学ぶ。
授業計画
テーマ
内容
第1回目
脳の構造
ミクロからマクロまで、脳の解剖学について講義する
第2回目
神経科学の研究方法①
動物実験に使われる侵襲的方法を解説する
第3回目
神経科学の研究方法②
ヒトの実験に使われる非侵襲的方法を解説する
第4回目
ニューロンの電気
シナプス電位と活動電位について解説する
第5回目
神経伝達物質
脳内で情報伝達に使われる物質について解説する
第6回目
感覚・知覚①
エネルギーを電気に変換する受容器について説明する
第7回目
感覚・知覚②
外界が脳内でどのように再現されるのかについて説明する
第8回目
記憶・学習①
条件づけの脳内の仕組みについて考える
第9回目
記憶・学習②
記憶と注意の脳メカニズムを解説する
第10回目
意思決定と思考①
判断に関わる脳メカニズムを解説する
第11回目
意思決定と思考②
前頭前野の機能について説明する
第12回目
動機づけと報酬
報酬と罰が脳内でどのように表現され利用されるか考える
第13回目
情動
感情とは何か、それが脳内でどのように作られるのかを説明する
第14回目
神経系の発達
脳の発達とその結果である機能の発達について考える
第15回目
まとめ
使用テキスト
特になし
参考文献
「Cognitive Neuroscience: The Biology of The Mind, 2nd ed.」
M Gazzaniga et al. (eds), Norton
新「脳の探検」Floyd Bloom他著 BLUE BACKS 講談社
成績評価方法
レポート
更新日:
検索
/
トップページ
/
担当別50音一覧